社会貢献活動

当社事業と関連性の高い分野における活動への取り組み強化

企業市民としての社会的責任を果たすため、寄付活動、地域貢献活動、当社ならではの研究活動や教育支援活動を行っています。

寄付活動としては、災害時の義援金の他、日本赤十字社の活動や、公益社団法人経済同友会が進める「東日本大震災復興プロジェクト」、公益財団法人オイスカが推進する「海岸林再生プロジェクト」等への支援を継続しています。また、障がい者アーティストを支援する「パラリンアート」、障がい者アスリートを支援する日本パラローイング協会への協賛も継続しています。

一方、当社は、自社の専門性を社会に活かすことを目標とした取り組みを強化しています。当社研究機関であるプロネクサス総合研究所では、企業ディスクロージャーに関する研究を通じて、研究報告や意見表明等を行っています。

若手研究者育成の一助となることを目的に2009年から開始した「プロネクサス懸賞論文」は、毎回多数の応募を頂き、2017年で9回目の募集となりました。

新たな取り組みとして、2016年度から大学への冠講座を開始しました(2017年10月現在、明治学院大学、成城大学、中央大学の3大学で実施)。講座は、全15回で構成され、後期の履修科目として単位認定されます。当社がシラバスとコンテンツを作成し、社員が講師として大学で講義を行っています。

また2017年度から、日本大学商学部において開催される、会計学およびその周辺分野のゼミナール対抗の研究発表大会「アカウンティングコンペティション」に協賛し、社員が審査員としても参加しています。

社員啓発と人づくり推進、リーダーの育成

各部門の代表者で構成される50名のCSR推進委員を中心に活動の企画・推進、啓発を行っています。

本社では、港区主催のイベントへの参加、区内の特別支援学校やインターナショナル幼稚園との交流・支援、社員を対象にしたボランティア講習会等を継続しています。

戸田工場では、地域の防犯パトロール、地域イベントへの協賛をはじめ、子供会を対象とした「工場見学会」を毎年開催しています。また、印刷工程で排出される用紙を提供する「地域貢献用紙」活動を展開し、戸田市や商工会議所、小・中学校等のニーズに応じた提供を行っています。

大阪支店、名古屋支店、株式会社アスプコミュニケーションズの各事業所でも、地域での定期清掃活動をはじめ、イベントへの参加、NPO法人との協業等を検討し、活動の活性化に努めています。

当社は、こうした地域貢献活動を、社員の相互理解、リーダー育成や意識改革にもつなげています。

社員のモチベーションアップや、風土づくりに資する企画の推進

社員のモチベーションアップに資する取り組みを「挑戦する人を応援する」活動として進めています。

「中計事例共有会」は、各部門の成果を全社的に共有し応援するもので、年2回開催しています。

また、スポーツ協賛を通じて、社員の帰属意識やモチベーションを高めるため、ジャパンラグビートップイーストリーグ所属の横河武蔵野アトラスターズやプロバスケットボールチームの富山グラウジーズに協賛しています。

「東京マラソン壮行会」は、東京マラソンに出場する社員を応援するイベントとして企画運営しています。