経営戦略 社長メッセージ

「新中期経営計画2018」最終年度目標に向けて決算開示・IR周辺の実務支援領域の拡大を図ります

株主の皆様には、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ここに、当第2四半期連結累計期間(以下、第2四半期)の業績と今後の事業見通しにつきましてご報告させていただきます。

代表取締役社長 上野 剛史
代表取締役社長 上野 剛史

前年同期比 売上・利益増

当第2四半期は、コーポレートガバナンス・コードを背景とした投資家への情報提供強化の動きがより幅広い企業に浸透し、関連製品の売上が増加いたしました。また、大型のIPO受注やファイナンスの増加も寄与しました。これらの増収が前期のスポット受注の反動減等マイナス要因を補った結果、当第2四半期の連結売上高は、前年同期比570百万円増(同4.4%増)の13,420百万円となりました。

利益面では、大型の印刷案件受注増等による外注費の増加や、体制強化に伴う労務費・人件費の増加を主因として、売上原価・販管費の増加が増収を上回りました。この結果、営業利益は前年同期121百万円減(同4.7%減)の2,469百万円となりました。経常利益は前期の投資事業組合運用益を中心とした営業外収益の反動減等により前年同期比303百万円減(同10.8%減)の2,509百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比128百万円減(同7.3%減)の1,633百万円となりました。

製品別の販売動向

<上場会社ディスクロージャー関連>
招集通知のカラー化と受注社数増による増収に加えて、開示書類作成を支援するシステムサービス・アウトソーシングサービスの増収が寄与しました。また、大型のIPO受注やファイナンスの増加も寄与しました。これらの結果、上場会社ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比379百万円増(同6.2%増)の6,454百万円となりました。

<上場会社IR関連等>
コーポレートガバナンス・コードの制定を背景として、IRサイト構築等のWebサービスや株主総会ビジュアル化サービス等の受注が増加しました。これらの増収が株主通信の減収や、前期の大型翻訳業務のスポット受注の反動減を上回り、上場会社IR関連等の売上高は、前年同期比176百万円増(同5.8%増)の3,209百万円となりました。

<金融商品ディスクロージャー関連>
国内投資信託市場は、純資産総額・ファンド本数ともに堅調に推移したものの、受注案件の小型化により主力製品である目論見書や運用報告書が減収となりました。各種販促ツールやJ-REIT市場関連製品の増収がこれを補い、金融商品ディスクロージャー関連の売上高は、前年同期比17百万円増(同0.5%増)の3,513百万円となりました。

<データベース関連>
データベース関連では、既存顧客の契約更新が好調に推移するとともに新規開拓も進展いたしました。一部サービスの終了による減収もあり、データベース関連の売上高は、前年同期比2百万円(同1.1%減)の243百万円となりました。

通期業績見通しは、期初予想を据え置く

上期業績は2018年4月に公表した期初予想に対し、大型の印刷案件等外注費比率の高い製品の受注増加や、採用計画が先行したことなどにより利益目標が未達となりました。下半期では上半期のような外注費の増加は見込まれないこと、また採用抑制等による労務費・人件費の抑制や一層のコスト削減を見込んでいることから、通期の連結業績予想につきましては期初通りとします。

当社は、2016年4月から、「新中期経営計画2018」を全社的に推進し、コア事業であるディスクロージャー支援サービスの基盤を固めつつ、システムサービスの強化やBPO(※)・コンサルティングサービスの拡充を通して開示・IR周辺の実務支援領域を拡張しております。今下期はこれらの施策を着実に推進すると共に、あわせてコスト削減施策の強化を行うことで、通期業績計画の達成を目指します。

株主の皆様には引き続き、ご支援、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

※ビジネスプロセス・アウトソーシング

第2四半期実績・通期業績予想

※第75期第2四半期株主通信はこちら
https://www.pronexus.co.jp/ir_info/ir_materials/report.html