
代表取締役社長 上野 剛史
減収なるも、コスト削減活動が計画以上に進展し、営業増益となりました。
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期)の売上高は、国内上場会社数の減少や顧客の低価格志向に加えて、制度改正に伴う投資信託目論見書の簡素化等により、10,743百万円(前年同期比831百万円減、同7.2%減)となりました。一方、こうした厳しい事業環境を克服すべく、中期経営計画の重点課題として全社的に推進しているコスト削減活動が計画以上に進展し、営業利益は2,062百万円(前年同期比241百万円増、同13.2%増)、経常利益は2,041百万円(前年同期比220百万円増、同12.1%増)となりました。また、最終損益については、前年同期が厚生年金基金からの脱退等に伴う特別損失により1,231百万円の四半期純損失であったことに対し、当第2四半期は1,179百万円の四半期純利益を計上しました。
中期経営計画2011に全社一丸となって取り組んでいます。
東日本大震災による被災地における甚大なる被害はもとより、日本経済も大きな影響を受ける中、生産・流通面では回復が進みましたが、さらなる復旧・復興に向けた継続的な取り組みが必要とされております。こうした中、当社は2011年4月より、中期経営計画2011をスタートしました。厳しい経営環境を克服し中長期的な成長・収益基盤を構築するため、3つの重点戦略に沿った施策を推進し、目標達成に向けて全社をあげて取り組みました。
残念ながら、前述の通り、当第2四半期においても外部要因による影響を打開できず売上高は減少しましたが、「徹底した製造コストの削減」を強力に推進し、計画以上の進展をみることができました。その結果、売上原価率は前年同期の59.9%から55.2%に4.7ポイント低下し、改善幅は当初計画を2ポイントほど上回りました。販管費の削減とあわせて営業利益は増加しました。
また、今後の成長ドライバーとして位置づけている「システム」、「Web」、「データベース」各分野の強化を進めました。例えば、「システム」では、6月に販売開始した投信運用会社向け業務支援システム『FDS』は、投信運用会社様の業務フローを効率化し、スピードアップと精度向上が図られることにご評価を頂き、導入社数が順調に増えております。また、会計連携・開示支援システム『WORKS-i』も同様にお客様の業務効率化を促進するツールとして、当第2四半期も大きく採用社数を伸ばしました。「データベース」では、台湾でのマーケティング活動が進展しました。「Web」においても、IRにおける必須コンテンツをコンパクトに掲載し自動更新ができるIRサイトサービスの拡販など、順調に推移しました。
中期経営計画2011の目標達成に向けて
当社は、かつてない厳しい事業環境の下、中期経営計画の推進と目標達成を経営の最優先課題に掲げて努力を続けております。世界的な景気の減速、急激な円高等の影響から経済の先行きが懸念され、国内株式市場も低迷を続けておりますが、IPO(新規株式公開)社数が増加に転じるなど、今後が期待される側面もみえております。困難な状況ではありますが、従来培ってきたプロネクサスの持てる力を十二分に発揮し、中長期的な成長に向けて挑戦を続けていく覚悟です。株主の皆様には、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
2011年12月
代表取締役社長
上野剛史
